カーテンでおしゃれにする提案

カーテンには遮光・吸音・防炎・間仕切りといった機能的な側面のほかに「見た目」「部屋の景観」を彩る役割も担ってきました。
カーテンコールという言葉がありますが、演劇やパフォーマンスで使われる幕も英語ではcurtainとよばれています。
そして時代を追うごとに、柄や生地、デザインを重視した新しい役割としてのカーテンの考え方がうまれました。
また、「清潔感や軽快感」「部屋を広く見せる」「光を透過させる」「様々なインテリアに溶け込む」といった機能性や見た目効果を追求するカーテンも開発されてきました。
とりわけ、白いカーテンにはこのような効果や役割を十分果たし、日本人に馴染みがあるようです。

今やカーテンは「おしゃれ(室内装飾)」と「精神的な癒し」を求められることを重視され、選ばれるようになっています。
例えば、朝起きたとき、帰宅しお部屋に入ったとき、まず目に入るものはお部屋のカーテンではないでしょうか。
「今日もがんばろう」という一新した気持ちにさせてくれたり、「おかえり、今日も一日お疲れさま」と言ってくれているような気がしてくるかもしれません。
また、模様替えのときにカーテンを買い替える傾向があり、女性の7割が部屋の模様替えを「年に複数回行う」というデータがあります。
模様替えの理由として「気分転換したいとき」「新しい家具を買うとき」「断捨離したとき」「引っ越し」などで模様替えをしたくなることが多く、季節では春になると模様替えしたくなるという方が多いようです。 社会や時代の変化に伴い、このように人々の生活に寄り添う精神的な癒しとしてもカーテンは必要不可欠なものになってきました。
一方で、時代を追うごとに、柄や生地、高級感・アンティーク風・ナチュラル・かわいいといった様々なテイストのカーテンがうまれ、おしゃれ感覚で日々の生活に彩りをもたらすようになりました。

そして、成熟した社会のなかで、模様替えに応じたカーテン選びのライフスタイルの提案は、重要な役割を果たしていくといっていいでしょう。

部屋の模様替えでカーテンを変えたことなければ、一度、部屋の模様替えの際にカーテンも変えてみてはいかがでしょうか。